バーの〈黒毛和牛・中落カルビ〉を使った「欧風スパイスカレー　1000円」　ランチ【大名】

バーのお店「Bar＆Bistro ebony(エボニー)」

西鉄「天神」駅より徒歩約9分
地下鉄「赤坂」駅より徒歩約5分
大人がお忍びで集うビストロフレンチのお店のカレーランチ。
ランチ時間は11:30～18:00までと長めの営業。
昼飲み可なので、ランチ時間でもお酒を注文できるみたい。

◆定休日
第4月曜日
◆営業時間
11:30～翌4:00(L.O.翌3:00)
ランチ時間　11:30～18:00
◆アクセス

◆外観
この建物の5Fがお店で、正面奥のエレベーターで移動。
ビルの前に立て看板があるのでそれが目印↓。

◆内観
バーなので照明は暗めの黒を基調としたシックな内観。
カウンター席の前にはウイスキーのボトルがズラリと並んでんいる。
店内入口で靴を脱いで店内に入る必要があるためご注意を。
◆席
カウンター10席
テーブル26席（掘りごたつ式も含む）
計　36席
◆行きやすさ
天神駅から10分程。、赤坂駅からは5分程と行きやすい立地。
ただビルの5階にあるため気付きにくく、初見では中々入りずらい雰囲気。
◆時間帯
平日の12:15頃訪問。
先客は0人。
私の後から入店なし。
◆提供時間
注文してから9分程。

ランチメニュー（税込）

・黒毛和牛・中落カルビの
　欧風スパイスカレー　1000円
・丸ごと骨付き鶏もも肉のスパイスカレー　1000円
・チーズIN焼きカレー　1000円
・スパイスキーマカレー　1000円

・大盛　+100円
・〈欧風・鶏もも肉カレー〉はルーの追加が無料

「黒毛和牛・中落カルビの欧風スパイスカレー　1000円」(税込)

具の野菜のヤングコーン、ブロッコリー、水菜、茄子の漬物、人参の酢物、唐辛子。
そして、ゴロッとした和牛肉の塊が4つ、半熟卵、卵の上に糸唐辛子が乗っている。
ご飯はターメリックライス。

メニュー名の通りスパイスの効いたルーで、粘度はあまり無くサラサラしている。
ルーの中にお肉が散らばっているのではなく、肉の塊で入っているのが嬉しい。
和牛を使っているだけあって肉を噛んだ時の旨味が強く、じっくり煮込んでいるため非常に肉が柔らかなホロホロとした食感。
塊の中の中落ちカルビは、結構スジが残っていて噛んで飲み込むのに苦労したが、ただ食べずらかっただけではない。
中落ちカルビは柔らかい肉の赤身の旨味とは違った、肉の”脂”の旨味が噛む度にジュワッと口に広がり続ける。

皿の中央にある〈半熟卵〉を割ることでマイルドな味に変化して、最初とは違ったカレーの表情を楽しむことができる。

副菜と皿に乗っている野菜は、味の個性が強いものばかりで、スパイシーなルーに付けて食べてもルーの味に負けることはなく、素材の味を味わえる。
副菜にルーを付け過ぎてもルーが少なくなってしまっても問題ない。
今回注文した欧風カレーはルーの追加が食べている途中でも可能なので遠慮なくルーを堪能できることがありがたい。

このカレーを食べた感想は欧風という感じよりもスパイスカレーという印象である。

このカレーは【欧風スパイスカレー】と記載があったが、私は【欧風カレー】というものがどういったものか自分で説明できなかったため、欧風カレーとスパイス（インド）カレーの違いについて調べてみた。

【豆知識】～欧風カレーとスパイス（インド）カレーについて～

名前だけ聞くと欧風カレーとはヨーロッパのカレーという印象だが、実は日本人が日本のカレーを欧風カレーと呼び始めたらしい。
日本人がスパイス（インド）カレーと呼ぶ料理は複数の香辛料やハーブを短時間煮込んで作られたもの。
対して欧風カレーはそのスパイスカレーに乳製品やフォン（フランス料理の出汁）を入れてよりマイルドに仕上げたもの。（参考:オリーブオイルをひとまわし）

ということで、今回頂いた【黒毛和牛・中落カルビの欧風スパイスカレー】はしっかりと煮込まれてはいたが、出汁や乳製品の風味はあまり感じられず、香辛料の風味が強かったため、欧風カレーではなく、〈スパイスカレー〉だと感じた。

それではまた次回の記事でをお楽しみに～！